リリースされたphp7への対応
昨年(2015年)の12月、php7がリリースされました。実に11年ぶりのメジャーアップデートとなりました。実行速度が2倍になったとか。
最近ですとphp5.6からの乗り換え組が多いと思います。前のバージョンとの互換性も考慮されているので、凝ったWebサイトでなければそのままバージョンアップしてもそのまま動きそうです。
レンタルサーバやクラウドの対応は?
ここで各業者の対応状況を書いてもすぐ状況が変わるでしょうから紹介はしません。私が使っているレンタルサーバでは、エックスサーバーが真っ先に対応。CPIやさくらなども対応してきました。ただ小さいレンタルサーバ業者や、企業に個別に対応している業者は移行に大変だと思われます。またphp5.6にさえ対応できていない業者もあると思われるので。
クラウドはほとんど対応していると思います。弊社が利用しているAWSは特に。ていうか自分でインストールするんですけど。
WordPressや各フレームワークの対応状況は?
WordPressはとっくに対応しているので安心して下さい。
phpのフレームワークについて、現状ではほとんどのフレームワークが対応しています。ただフレームワークを使うような方々だとphpのコードもかなり複雑だと思われるので、php7に切り替えた瞬間、エラーが頻発しそうです。変更点を踏まえておかないと大変かも。
php6はどうなったんだ
php6はいろいろあってスキップされました。ややこしいので書きませんが、何年経っても開発が終わらず、このまま継続するのが困難ということでphp7の開発を進めていたんですね。つまりphp6は出ません。でも3日前のエイプリルフールの日、以下のIT系情報サイトでエイプリルフールネタとして以下のようなニュースが出ました。
これ、php6や7について知っている人なら笑えますが、ふつう知らないので本気にしちゃいますよね。騙されないように。ちなみにこのページにあるリンクを踏むと「あなたは馬鹿です」と英語で表示されます。
スタディPCネットでの対応は?
次期の教室向けWebサイトであるWebPlus4サービスでは、もちろんphp7対応で進めています。遅れて申し訳ありませんが、もう少しお待ちください。速度が大幅に上がるため、SEO的にも効果があると思われます。
またphpを教えるIT系の講座や、WordPress講座(検討中)なども進めています。
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