スクラッチアカデミーの速報

新コース「Scratchアカデミー」の速報をお伝えします

7月14日木曜日に、ICT社スタッフと一部のスタディPCネット教室オーナーとの暑気払い飲み会が東京駅周辺で開催されました。

その会場でICT社の取り組みの最新情報を「口頭で」お伝えさせて頂きました。新しいPCとOfficeの設置や、資格アリーナ、Office2021への対応、販促活動、SEO、パソコン検定などの商標登録など多くの情報をお伝えしましたが、その中で特に注目を集めた「Scratchアカデミー」について速報の情報をお伝えします。

なお、リリース開始は年内の予定です。

今までのよくあるスクラッチ講座とはどう違うの?

パソコン教室を1996年から行っているICT社がオリジナルのスクラッチ講座をリリースしますが、業界的には最後発になるくらい他社より3年くらい遅れてのリリースになります。

他のメイン講座(Windows10とOffice2019世代)を重視して開発をしていたため、スクラッチ講座のリリースが遅れたのですが、パソコン教育教材を最も古くから作っている企業としては、圧倒的にクオリティの高い講座に仕上がっていると言えます。

ICT社製スクラッチ講座の優位点

① 全編動画コンテンツ

ICT社の動画教材の特徴として、授業時間すべて動画で組まれていることが挙げられます。おそらく業界ではICT社だけかも。

他社の様に1時間の授業で動画が10分だけであとの時間は講師対応となってしまうと、教室運営が困難になる場合があります。

よく「うちはマンツーマンだから」とおっしゃっている教室もありますが、現実では受講生様を放置しているだけで教育サービスとしては良くないケースが多くあります。また、ワンオペの教室では対応しきれません。ScratchAcademyは他の講座と同様、全編動画コンテンツなので安心です。

② 作るゲームのクオリティが高い

コースの前半は、ICT社のオリジナルキャラクター「スタッピー」や「ディッシー」が登場して、有名漫画家によるコミカルで楽しい画像でゲームを制作します。他社ではScrathに内蔵されている画像を使うことが多いですが、子供たちは作ったゲームを友達や家族に見せたいと思って一生懸命ゲームを作ります。作ったゲームが他にはないしっかりしたゲームだと子供たちのやる気もMAXになりますね。

コース後半ではどんなキャラクターが出るのかお楽しみに。

③ スタディPCネット加盟校や準加盟校には特典が!

よくあるケースですと、受講生1名あたり月謝8千円(月4回)として、メーカーに支払う料金が受講生1名月額1千円くらい。ICT社の場合はその半値近くになります。以下のICT社料金は予定価格です(今後変わる可能性があります)。

  • スタディPCネット加盟校:500円
  • ICT社傘下の準加盟校:700円
  • 加盟校などではない教室:2,000円

他社のスクラッチ講座から切り替えると、なんと利益が倍くらいになります。ぜひ講座の切り替えをご検討下さい。

④ 登場キャラクターは国産!超有名なイラスト制作企業に依頼したプロイラストレータによるキャラクターとプロの声優陣

国内の有名なアニメーションのゲームやパッケージデザインを手掛けている企業にScratchアカデミーのキャラクター制作をお願いしています。

音声もプロの声優にお願いしてます。よくあるプログラマ本人の聞きづらい音声ではないですよ。

キャラクターの名前とその由来は以下の通り。

〇男性インストラクター

20歳前後で、若いがロボット工学博士。人工知能も得意。ゲームの腕も一流で、数多くの大会で優勝している。女性インストラクターに頼まれ、小学生にプログラミングを教えるが、ちょっと面倒くさい。生徒がエラーを起こすと上から目線で偉そうに指導する。
厳しいが、説明は的確で、生徒からは尊敬されている。

〇 名前の由来

アラン(Alan) 1972年に登場したオブジェクト指向プログラミング言語であるsmalltalkの考案者アラン・ケイから

〇 女性インストラクター

20代後半で、文科省勤務。キッズ層のプログラミング教育についての研究を政府から依頼されている。ゲームは趣味の範囲で嗜む。
男性インストラクターにプログラミング教育をやらせて、生徒が習得していく過程をデータに取っている。生徒には優しく、自分では教えないが正解に導いていく。男性インストラクターもうまくコントロールし、最適な指導方法を研究している。

〇 名前の由来

リサ(Lisa) 1983年に発売されたAppleの次世代コンピュータLisaから

〇 男子生徒

小学校低学年で、好奇心旺盛、無類のゲーム好き。プログラミング初心者だがゲームを組むことに強い熱意を持つ。
プログラミングでエラーになると弱気になるが、友達や先生から励まされて立ち直る。
ゲームが完成すると感動し、さらに上のゲームを作る熱意が沸く。

〇 名前の由来

ケン(Ken) Amazon Web ServicesエバンジェリストでSORACOM創業者の玉川憲から

〇 女性生徒

小学校低学年で、プログラミングを少し経験している。面倒見が良く男子生徒が脱落しないように優しく導く。
男子生徒と違い、理解が早く、先生ともしっかり会話できる。
ゲームは大好きで、やるだけでは物足りず、自分で高度なゲームを作りたいと思っている。

〇 名前の由来

ユキ(Yuki) 1993年に生まれたオブジェクト指向スクリプト言語Rubyの開発者まつもとゆきひろから

これからの情報提供をお楽しみに!

混とんとするスクラッチ講座業界ですが、ICT社の教材だけずば抜けていることはお判りいただけると思います。

特にFlash動画が禁止された昨今で、高度な画像によるフル画面フル動画教材をリリースできるのはICT社だけ。他社への優位性を持ったこのScratchアカデミーにご期待ください。

坂田コウイチ

パソコン教室スタディPCネットの株式会社ICT代表取締役。
IT関連のプログラミングおよびグラフィックデザイン全般。
マクロメディア社(現アドビ社)の最初のDirector公認講師。
マルチメディアスクールWAVEの創業者。

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