ヨドバシカメラワイヤレスゲートプレミアムWi-Fiは使えるのか
様々なデータ用simが発売されていますが、ちょっと変わったところだとヨドバシカメラが販売しているプレミアムWi-Fi。月額1680円(税込)で最大3Mbpsのデータ通信が利用できます。
私が現在持っているポケットWi-Fiが来月解約月を迎えるので、格安SIMに変更しようかと思っていました。また2年契約とか嫌なので、いつでも解約できる格安SIMであれば気軽に試せるかなと思い、ヨドバシカメラでスマホごと買ってきました。
何ができるの?速度は?
データ通信が3Mbpsで使い放題。これがすべてですね。他の公衆無線LANが使えるというのはおまけです。
最大で3Mbpsなので、常時3Mbpsではないことがポイント。そもそも3Mbpsでも遅いです。ドコモのiPhoneでデータ量超過すると128kbpsに落ちます。それに比べれば3Mbpsは24倍も速いので、動画やアプリダウンロードは無理ですが、画像が少し入ったWebサイトなら速くはありませんが何とか見れる。ヤフーとか2ちゃんねるだったら問題なく見れますね。3Mbpsの速度が出ていれば。実際はどうなんでしょうかね、試してみましょう。
発売されたばかりのZenFone Go(ZB551KL)で試してみよう
このSIMフリースマホは2016年4月くらいに発売された比較的新しいスマートフォンです。2016年5月現在、価格コムやAmazonなどで1番人気のSIMフリースマホです。お値段もお手頃でスペックもまずまずなので、最大3Mbpsのデータ通信用だったら問題ないでしょう。
これもヨドバシカメラで買ったほうがAmazonより少し安いのですが、ヨドバシではこのブルーが売り切れだったのでAmazonで購入することにします。「ヨドバシで同時に買ったほうがいろいろやってもらえるんじゃないのか?」と思いますが、どちらにせよヨドバシカメラでは何もしれくれないので通販で買っても店頭で買ってもほぼ同じです。自分でやるしかないのです。
新宿ヨドバシでSIMカードを買ってきた
左がAmazonで購入したZenFone Go。価格は21,980円(税込)。右はプレミアムWi-FiのSIMカード。SIMカード自体は3,240円(税込)でした。真ん中のfonの無線LANルータはヨドバシでもらったオマケ。特に使いませんね。
ZenFone Goのパッケージに、SIMカードのアダプターが付属されていました。SIMカードはZenFone Go用にmicroサイズを購入したのでアダプタは今回は不要です。
別の機種にSIMカードを入れ替える時に使いそうですね。SIMフリーのiPhoneとか。
ZenFone Goの表と裏。青は綺麗なので売り切れが多いです。目立ったほうが置き忘れとかしづらいですし。持った感じはiPhone6Plusみたい。大きさも軽さも。画面も綺麗ですよ。
ZenFone Goの付属品一式。
プレミアムWi-Fiのパッケージを開けたところ。SIMカードが入っています。これだけで3,240円なんですねー。
ZenFone GoにSIMカードをセットする
まずはSIMフリースマホにSIMカードをセットすることから始めましょう。
側面にあるこのくぼみ(右側にある黒い部分)。ここに爪を入れるなどしてペリペリを裏ブタをはがします。ここで注意。むきになって力任せに開けると壊れます。まずはこのくぼみの側から開けていき、下部分も開けて、反対側の側面もペリペリと開けていきます。ボタンのある上部分は最後に開けます。ここでフタを壊すと、裏ブタよりもブルーになるので注意が必要です。
SIMカードは2枚入ります。右側がSIM1、左側の上がSIM2.左側の下はマイクロSDカードを入れます。今回はSIMカードを1枚だけ入れてみます。
写真のようにこの向きでSIMカードを挿入して、止まるまで押して入れます。写真のSIMカードの番号が書いてある部分は赤い四角で隠しています。
裏ブタを閉めて元通りにしたら充電しましょう。
SIMカードの設定をする
SIMカードを装着できたので、今度は使えるように設定します。
ホーム画面で一番上の部分から下方向にスワイプして下さい。
上部に歯車の設定アイコンをタップします。
もっと見るをタップします。
モバイルネットワークをタップします。
アクセスポイント名をタップします。
SIM1のほうにあるアクセスポイント名をタップします。
APNの画面ですが、ワイヤレスゲートは下にあるのでスクロールさせてください。
ありました。このワイヤレスゲートをタップします。
アクセスポイントの編集画面で、ヨドバシカメラプレミアムWi-Fiのパッケージ内側に書かれている設定を入力して下さい。
利用申し込みを行う
ZenFone Goを使って、
https://www.wi-gate.net/sim/start/ の画面を開きましょう。サービス規約を読み、クレジットカード情報などを入力します。
利用申し込み手続きが終わったら専用アプリをインストールしますが、ここで注意。この辺で一度スマートフォンを再起動させましょう。このままパッケージに書かれている通りに進めると、データ通信が使えずに頭を抱えることになります。データ通信する前に一度、再起動する必要があるのです。
Androidスマートフォンの再起動は皆さん知っているとは思いますが念のため。電源ボタンを長押しするとメニューが出ますので、「電源を切る」をタップします。電源が切れたら、再び電源ボタンを押して再起動させて下さい。
専用アプリをインストール
プレミアムWi-Fiのサービスを利用するには、ワイヤレスゲートの専用アプリをインストールしなければなりません。Androidであれば
http://www.wg-sim.jp/app/android/ から専用アプリをインストールします。
この専用アプリは無くてもインターネット接続できますが、通信料や状況がわかったり、付属の公衆無線LANも利用できるのでインストールしておいたほうが良いでしょう。
詳しくは以下の解説ページから
ワイヤレスゲート専用アプリの使い方
では速度を測定しましょう
気になるデータ通信速度を計測します。AndroidでもiPhoneでも利用可能な「SPEEDTEST.net」というアプリを使ってみます。Google Playなどでアプリを探してインストールしてみて下さい。
結果はこうでした。場所は新宿。ダウンロードは1.77Mbpsしか出ていませんでした。逆にアップロードは3Mbpsを少し超えていました。通信速度は時と場所で変わりますのであてにはできませんね。
この速度ですとやはり動画やダウンロードはやめたほうがいいです。でも画像の少ないWebサイトならそれほどストレスなく利用できそうです。
何より、最高3Mbpsdeで使い放題というのがいいですね。容量を気にせずつけっぱなしにできますし、いつでも使えるということがとても安心です。メインのスマートフォン(iPhoneなど)でいつもパケットの残りを気にしている方は、セカンド機としてZenFone GoとプレミアムWi-Fiの組み合わせがコストパフォーマンスが良いかもしれません。
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