4月13日のWindows7アップデートで苦労していませんか
新しいWindows7のWindowsアップデートでいつまで経ってもアップデートが終わらなくて困っている方が続出しているそうです。
本日の月曜日、パソコン教室の開店の時にWindows7がなかなか起動しなくて困る教室があるかもしれません。
Windows7のアップデートはなんでこんなに遅いのか
Windows7は開発が終わったOSです。2020年1月14日までは延長サポートがあるとは言っても、延命に入ったOSです。最新PCであるIntelの第6世代Coreシリーズ搭載PCの場合、2017年7月17日でサポートが打ち切られます。
Windows10へ無償アップグレードできるにもかからわずまだWindows7を使い続けている方へのマイクロソフト社からの嫌がらせだと言う人もいます。
今回のアップデートではWindows7のPCにWindows10をダウンロードしているから遅いんだと言う方もいます。でも実際はどうなんでしょうか。
実際の原因は、
- Windows7のアップデートを溜め込んでしまっている。
- アップデートする前に、「適用済みの更新プログラム」のファイルを再評価することで時間がかかっている。
- PCが古い。
ことが挙げられます。
終わらないWindows7アップデートへの対処方法は?
オフライン状態にして「Windowsアップデートを行わない」という非推奨設定にするという方法もありますが、パソコン教室ではお勧めしません。
更新状態が0%から進まないことに不安になりますが、待てばいつかは終わりますので、時間があるときにアップデートが終わるまでゆっくり待つのが良いと思います。
既に切り捨てられているWindows7
最新のPC、特に最新のNUC(インテル社の超小型PC)のパソコンにWindows7をインストールする仕事がスタディPCネット本部では毎日のようにあります。実は結構大変で、詳しい方でないと最近ではWindows7のインストールが難しくなっています。
最新のNUCのパソコンなどでは、USB2.0のポートが廃止され、USB3.0しかありません。Windows7のインストールDVDではUSB3.0が使えないので、マウスもキーボードも認識しないのです。
そのため、いったんインストールDVDを起動用USBメモリ版にして、そのUSBメモリにUSB3.0ドライバをインストールして、それからインストールするという結構大変な作業をしています。
一般的なPCでUSB2.0ポートが無くなるというのはもっと先の話になりますが、Windows7に対する苦痛はこれからも増すと思われます。
Windows10の無償アップグレードの期間はあとわずか
Windows7はWindows10への無償アップグレードの対象OSです。その期限は2016年7月まで。そう、あとわずかです。
パソコン教室としてはWindows7+Office2010の組み合わせは必要でしたが、そろそろ見直す時期かと思われます。Windows7がインストールされている古いPCはそのままにして、あくまでWindows7とOffice2010の希望者用として保管しておき、メインはWindows10とOffice2016にするのがビジネスチャンスを逃さないポイントかもしれません。
詳しくは今後行なわれるスタディPCネット本部からの勉強会で
ICT社では近日中に複数回の勉強会を開催致します。関東では新しいスタディPCネット本部(日本橋)でのセミナールームで勉強会を行い、その他の地域でも勉強会の開催を企画しています。今後のPCの設定などについては勉強会などでお話ができればと存じます。
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